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副腎の働き
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副腎は、内分泌器の一つで左右の腎臓のすぐ上にあり、わたしたちのからだを一定の状態に保つために、重要なホルモンを分泌しています。長期にわたってストレスを感じ続けると、副腎は疲労して対応しきれなくなり、からだのすべての器官や 臓器が、大きな影響を受けます。 体内機能の低下、アレルギー症状の悪化、慢性疲労、不眠、めまいなど多くの不調の原因となり、代謝や、心臓、循環器系などに変化が起きて、痩せにくい、むくみやすいなどの症状が出ることもあります。

副腎の正常な働きでストレス耐性を高める大きく2つの働きがあります。
1つは、けがや病気、仕事や対人関係の問題に至るまで、ありとあらゆるストレス源にからだが対応できるようにすること。
2つめは、体内の働きのすべてが正常に働くように維持する機能です。例えば、炭水化物と脂肪のエネルギー変換、貯蔵された脂肪の分布、正常な血糖調節、適切な心臓血管と消化管の機能に大きく影響します。また、副腎から分泌される物質「抗炎症性、及び抗酸化ホルモン」は、アルコール、薬物、食物、環境の アレルゲンに対する反応を最小限に抑える作用もあります。
副腎の機能を正常に保つことは、ストレス耐性を高めること、私たちのからだを正常に保ち、病気を予防することにつながると言えます。