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高齢になって歯が少なくなり、入れ歯になったとしても、医療や介護の現場では口を清潔に保つケアがとても重要です。ただ、飲み込む力が弱まってむせるようになると、口をすすいだ水が誤って気管に入り、誤嚥(ごえん)性肺炎を起こす恐れがあります。

国立長寿医療研究センター(愛知県大府市)の歯科口腔先進医療開発センター長らは、メーカーと協力して水を使わないケア専用の「お口を洗うジェル」を実用化、誤嚥を避けて汚れを落とすシステムを開発したそうです。

ドライマウスなどで口が乾く高齢者では、上あごや舌に汚れがかさぶたのようにこびりつき、無理にはがすと出血する。口の中をよく見てジェルを塗り込み、汚れが柔らかくふやけるまでの間に歯をブラッシング。ふやけた汚れもスポンジやブラシでかき取る。

実際に使うと、高齢者からは「さっぱりした」「食事がおいしい」など好評。食べられることで栄養状態が回復するほか、唾液の出が良くなって口や舌の動きが滑らかになる効果もみられた。

誤嚥(ごえん)性肺炎の原因となるのが、摂食嚥下(せっしょくえんげ)障害です。
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