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千葉県内で看護師不足が深刻化しています。
人口10万人あたりの看護師数が全国ワースト2位という絶対数の不足に加え、大病院への集中や地域ごとの偏在もあり、規模縮小を余儀なくされる医療機関も出てきております。

こうした状況に県は、看護学生への修学資金の貸付枠を50人拡大するそうです。
4月に開所した東葛医療福祉センター「光陽園」(柏市酒井根)は、ベッド数80床で運営する予定でしたが、現在、30床しか受け入れていません。理由は看護師不足だ。施設利用のニーズは高く、約50人が入所待ちしているということです。
厚生労働省のまとめによると2012年末現在、県内の看護師数は3万5433人で、人口10万人あたりでは572人となり、埼玉県(528人)に次いで少ない。最も多い高知県(1223人)と比べると、半数以下だ。
県の昨年度の調査では、看護師不足を理由に一部病床を閉鎖しているのは38病院。閉鎖病床数は1373床に上っている。県が今年4月にまとめた25年時点の需要推計では、最大約1万5000人の看護職員(保健師など含む)が不足すると見込む。
大きな要因とされるのは、県内学校に通う看護学生の県外流出だ。昨年度、県内の看護学校を卒業した2007人中、県内の病院に勤務したのは1328人で、3分の1が県外に流れた。
ベテラン看護師は「好待遇や高度な経験が積めるとの期待から、東京での勤務を望む人が多い」と語る。

県は、年度途中ながら、県内の看護学生らに対する貸し付け事業(最大月1万8000円)の枠を300人から50人拡大する。この貸付額も全国で最低水準だが、卒業後県内で5年間勤務すれば返還が免除される。

高いお給料がほしい。高度な医療を勉強したい。福利厚生がいい施設で働きたい。
当然、そう希望されるのは普通かもしれません。
しかし現実に、受けたい医療が、受けられない方がいます。
何故、看護師になろうと思ったのでしょう。
もう一度考えてほしいと思います。

地域医療は、その地域で育った方が担う。
「あそこのお宅の子は今、そこの病院で看護師さんやってるよ」
見慣れた笑顔が、そこにある。
高度な医療ももちろん必要ですが、一番のくすりはあなたの笑顔かもしれません。

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