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ドライマウスの原因
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ドライマウスの原因としては、まずは加齢による、生理的な唾液量の低下が挙げられます。年を重ねると体の水分量が減ってくるのと同じように、口の中も自然と乾いてくるのです。それだけではなく、ドライマウスにはさまざまな病気なども関係しているといいます。

例えば女性の場合、更年期障害の症状のひとつとしてドライマウスを訴えることが多いようです。女性ホルモン・エストロゲンの減少が、涙腺や唾液腺に影響して分泌量を減らすからです。糖尿病やシェーグレン症候群、腎不全などの病気にかかっている場合も、ドライマウスの症状を来すことが多いようです。

ほかに、病気が原因で処方されている薬にも、ドライマウスを引き起こす可能性の高いものがあります。高血圧で処方される利尿剤や抗ヒスタミン剤、抗パーキンソン剤、鎮咳去痰剤などを飲んでいる患者さんには、薬の副作用としてドライマウスが現れる確率が高くなります。