Scroll Top
運動トラブルを予防する
bltop1 (1)

普段から運動をする習慣がない人にとって、久しぶりに体を動かすと思わぬ怪我やトラブルを招いてしまうことがあります。例えば、運動の後に筋肉痛になってしまうのは序の口ですが、ひどい場合には急に体を動かすことによって肉離れを起こしたり靭帯が切れてしまうなどの事故にあってしまうこともあります。

慢性的な運動不足だと、少し体を動かしても翌日には起き上がれないほど筋肉痛になったりします。
体を動かすことによって筋肉にダメージを与えるのが運動のメカニズム。慢性的な運動不足に陥っていると、筋量がかなり低下していることが想定されるため、同じ運動でも筋肉に与えるダメージが大きくなるため、筋肉痛も激しくなってしまいます。運動後は筋肉を数日間休め、再び体を動かしてあげると、筋肉が少しずつ成長するので筋肉痛も起きにくくなります。

屋外でエクササイズをする場合には、他にもトラブルが起きる可能性があります。それは、紫外線による健康被害。紫外線を浴びるとシミやシワになることばかりに気が入ってしまいますが、実は紫外線は健康被害をもたらす作用もあります。日焼け止めを塗ることができない眼球から紫外線が入ると、角膜炎や白内障などの眼精疾患の原因となりますし、肌に日焼け止めを塗らないまま屋外で長時間のエクササイズをすると、肌の内側で皮膚がんの原因を作ってしまったり、脱水症状や熱中症を引き起こす可能性もあります。

こうした運動トラブルは、どれも正しい知識があれば予防することができるものばかり。
例えば筋肉痛など体のトラブルを予防する場合には、いきなりハードなスポーツをするのではなく、自分の体力に合わせて少しずつ運動量を調整すればよいですし、紫外線トラブルを予防するには、肌には必ず日焼け止めを塗ったり、目には紫外線をブロックしてくれるサングラスを着用することで予防できます。
また、脱水症状や熱中症を防ぐためには、こまめな水分補給をしたり、普段から体を動かして汗を出す生活習慣を身につけることによって予防できます。トラブルを予防して楽しく運動を続けたいものです。